​就活体験記

No.2  K.I 東京大学大学院2年理系  外資戦略コンサル内定

■決断を先延ばしにしてきた学部時代

就職活動を始めるまでの私は将来の明確なヴィジョンを持たず、潰しがきく選択肢ばかりを選んで来ました。進学振り分け制度があり、専攻を選ぶ期限を先延ばしにできるという理由で東京大学を進学先に選び、その進学振り分けにおいても様々なコースがあり軌道修正のしやすいマテリアル工学科を選択しました。大学院に進学したのも就職と研究のどちらを選択するかを決めきれなかったためです。

■就職活動を通して目的意識を持って舵を切ることの重要さに気づいた

 

学部三年の頃、すでに大学院に進学する決意を固めていましたが、価値観を広げるために日経コンサル会社のインターンに参加。この時初めて、目的意識を持って問題に取り組むコンサルタントの思考法に触れました。また、学部四年では大学の先輩が立ち上げたスタートアップ企業に関わる機会があり、黎明期企業で行われる重要な意思決定を内部から体験しました。これらの経験を通して、“目的意識を持った舵きり”の重要性、そして、自分にはそれが足りていないことを自覚しました。

■決断に向き合ったからこそ大いに悩んだ

 

所属研究室の共同研究先に派遣された際、そこのPI(Principal Investigator)の方の研究への向き合い方が正に自分に足りない“目的意識”を兼ね備えており、その人の下で学びたいと思うようになりました。実際、そこで研究業務を行い、PIの方にフィードバックをいただくうちに“目的意識を持った舵きり”ができるようになっていき、自分の成長に幸せを感じるとともに、研究者としての道にも魅力を感じるようになりました。しかし、研究者としてのキャリアが明確になるにつれて、そこに違和感を覚え始めました。日本において国から支給される研究費は少額で、潤沢な研究費を手に入れるためにはビジネスサイドとの連携が重要になります。しかし国全体のサイエンスリテラシーの低さゆえにビジネスサイドが科学研究の本質をなかなか理解してくれず、産業の基盤にある研究が疎かにされている現実に直面し、それを研究者として変えることは難しいと感じたのです。

■そんな中で出会ったAlternative Internships

そうした時に偶然参加したのがAlternative Internships説明会でした。iBECK社の “日本の国力低下の大きな原因である教育にまつわる課題を解決する”というビジョンを見て強く共感し、自分の目指すべき将来の姿を明確化することができ、それに繋がるキャリアの一例として外資系コンサルティング会社に興味を持ちました。具体的に述べると、日本の現状を“ある会社”“ある業界”に固定されていない、多様な視点から眺めることができること、クライアントワークかつ会社の上流意思決定に関わるビジネスの特性上、物事を構造化してそれを簡潔に述べる能力に長けた人が多く、自分が欲しいinput, throughputのノウハウを学ぶのに効率がいいことが外資系コンサルティング会社に興味を持った理由です。理系院生ゆえ、就活の情報収集に適した環境ではありませんでしたが、Alternative Internshipのセミナーなどで出会った友人が力を貸してくれました。また就活対策についてもメンターや友人に支えられ、研究で時間がない中でも効率よく行えました。最後はMBBと呼ばれる外資系戦略コンサルティングファームからオファーをいただけ、就活を終えることができました。振り返ってみて、就職活動において大切なのは

自分の目指すべき姿を明確に意識すること、積極的に人脈を作っていくことの二点だと思います。

皆さんの就職活動が成功することを願っています。