20160218
ある有名私大に通う男子学生は
すでに内定を4つ持っている。
1つは就活人気ランキングで上位常連の大手企業。
今月、内定承諾書をもらった。
中身を読んでみると内定を出す条件に
「全ての選考をやめること」と書かれている。
男子学生は会社に「ハンコを押すのは少し待ってほしい」と伝えた。
すると「迷っているなら、待つ」と応じてくれた。
ただ、聞くところによると、ほかの内定者は全員ハンコを押したようだ。
内定を4つ獲得したという男子学生の手帳はスケジュールでぎっしり
この男子学生はこちらも著名な大手IT(情報技術)企業からも内定を獲得した。
しかも内定者の中でも、早い段階に内定が出る「早期内定」をもらっている。
これは同社の目玉となる新規事業にすぐ関わらせてくれる、
優秀な学生に与えられるお墨付きの「内定」だという。
このほか有名企業を含む2社からも内定をもぎ取った。
外資系企業やヤフーなどの大手IT企業、
ベンチャー企業がこの時点で、すでに内定を出していることがわかった。
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中身を読んでみると内定を出す条件に
「全ての選考をやめること」と書かれている。
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「大人」は「大人」のために生きている。
こういうことをする企業が、
自社の社員のこと・学生のことを本気で考えているとは
考えづらいです。
「自社には魅力はありません。」
(短期的魅力はあるかもしれませんが、長期的魅力はありません)
「変わりはいくらでもいるんで、(あなたじゃなくても)大丈夫です」
と言っているようなものだと、考えます。
そうしたい気持ちもわかりますが、
少しだけ、「次世代のキャリア」について
歩み寄って頂きたいです。