外資系人材紹介会社・ヘイズ・ジャパンの
「世界31カ国における人材の需給効率調査」 によると、
日本はミスマッチ率が高くて
「最も人材が探しにくい国」とのこと。
その原因を
・企業が求める人材レベルが高すぎる
・市場価値の高い人材に対し、
適切な待遇を行おうとする採用が実現できない
と記事の筆者は分析しています。
このテーマを考えるポイントを一つご提示します。
・東洋経済 2016 0229
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一つ考える論点としては、
「誰が企業の要求に見合った人材を育てるのか」
ということです。
記事では、
「大学教育の体制の改革が必要だ」
と結ばれていますが、
果たして今の日本の大学に、
ビジネスで活躍できる人材を
育成できるでしょうか?
皆さんは、
ビジネスマンとして成長したという経験が、
大学であったでしょうか?
おそらくYESとは答えにくいと思います。
もちろん、 大学教育の体制の改革が
現状できない理由があります。
その理由の一つとして、
「日本の就活が変わらないと、
その前段階である大学は
リスクを取れないから」
が挙げられます。
なかなか大きな壁です。
企業も大学も、
人材育成に時間を取れていない今、
学生とビジネスを繋ぐ場、
更には今の社会人を超える人材の
育成の場として、
Alternative Internshipsが
一助を担えれば幸いです。