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執筆者の写真Alternative Internships

A.T.カーニー夏インターン情報



職種:コンサルタント

選考フロー

ES→筆記試験→一次面接→二次面接→インターン→内定

時期

7月~9月

内定出し(有り/無し)

有り

内定者数

5-10名

【ES】

①質問項目

あなたがこれまでに取り組んだ、もっとも面白いと思う問題解決の事例を1つご紹介下さい。 今後取り組みたいと考え中の事例でも結構です。 なお、以下の2点に必ずふれるようにしてください。 1.どのようにその問題を解決したか(しようとしているか) 2.その際に特に重視した(しようとしている)ことは何か (400文字以内)

②結果連絡(何日後/手段)

筆記試験と同時に二週間以内にメールで

③評価ポイント

評価のポイントは一つ目に論理性。問題解決の正しい手順や思考を行っているか。そしてそれに対するボトルネックや打ち手が的を得ているか。問題が何か、その問題の背景には何があるか、解決された後の理想状態、そのための課題、打ち手、と分けて書くと漏れはないので字数に注意しながら書くこと。 そして二つ目の評価ポイントは面白さ。解決したい課題が単純に価値があり、目の付け所が魅力的か否か。学習や受験などのエピソードは避けたほうがいい。ただし選考は筆記試験とセットなので意識しすぎる必要はない。

【筆記試験】

①形式

筆記試験(マーク式)

②内容

前半:数学と国語(数的推理、判断推理) 数学は判断推理・数的推理問題 国語は文章の並び替えや、文意を適切に表した文章を選ぶ問題 後半:企業のオリジナル問題 短い文章の後に「この主張を否定する有力な主張は何か」や「この文の論理を弱める/強めることになる文章を選べ」という問題など。

②時間

90分

③難易度

一問一問の難易度はそこそこ高く長時間であるものの合格基準は決して高くはないように思える。 前半は判断推理や数的推理の対策をしていることでだいぶ有利になるため、確実にかつ高速で点数を稼ぎ、後半に余裕を残すことが賢いやり方のように思える。

④結果連絡(何日後/手段)

ESと同時に二週間以内にメールで

【一次面接】

①社員(人数/役職)

1-2名(コンサルタント)

②学生の数

1名

③時間

合計で60分(面接時間は30分ほど)

④面接の進め方

同じ時間枠の学生と待機室に案内され、課題が発表される。 各自で10分ほど問題を考えた後に面接室に呼ばれて面接を行う。

⑤質問内容

特定業界の売上向上問題 業界が各タームで異なるものの、「売上を上げる施策は何か」、「売上の中でどのレバーに注力すべきか」を検討する。 ドラッグストアや家具屋、お菓子などがテーマとして出題。

⑥雰囲気

和やかな雰囲気で行われる。 社員さんとのディスカッション形式で行われる。

⑦結果連絡(何日後/手段)

一週間後、メールで

⑧評価ポイント

売上の要素分解をする問題ではあるが、どのような切り口で分解するか?が重要。 ただ単に人数×単価の場合、人数をさらに年齢や男女で分解するのではなくその問題に最適の分解方法は何か、購入者の属性を考えて分解することが重要。年齢以外にも職業や収入、居住地など幅広い切り口で検討することが求められる。 また、売上向上問題では安易に単価にいかないほうがうまく考えられるケースが多い。

【二次面接】

①社員の数

2名

②学生の数

1名

③時間

60分

④面接の進め方

お題が発表され考える時間が5-10分ほど与えられる。 人によっては資料問題もあり。

⑤質問内容

売上向上問題や戦略策定問題 一次面接に比べて表面的な論理よりも市場特性などのバックグラウンドが求められる。 ところどころで面接官の方が「○○だとしたらどうなる?」といった踏み込んだ質問がされる。

雰囲気パートナーの方が面接を担当する場合もあり、少し緊張感がある。

⑥結果連絡(何日後/手段)

一週間以内にメールで

⑦評価ポイント

グラフ問題や面接官の介入の位置づけとして、データをもとに市場や顧客の分析を正しくできるかのSo What的な思考方法が求められる。例えばシェアが多い、少ないは結果に過ぎず、その結果が出る背景にどのような企業戦略の違いや市場全体の動向があるのかを考えることが求められる。

【インターン】

①期間

4日間

②学生の数/所属

10人前後/ターム 東大、京大、早稲田、慶応

③テーマ

個人単位に企業が指定され、その企業の業界内のシェアを向上させる施策の検討

④課題の進め方

初日の最初にジョブの説明が行われ、それ以降は個人ワークを行う。 4日目にプリンシパルやパートナーの方に対してプレゼンを行う。 二部屋に分かれて行い、その中でワークを行うが、それぞれが別の業界を担当しているため、雰囲気は殺伐とせず仲良く進めることが可能。

⑤社員のかかわり方

一日に数回メンターとなる社員の方がアドバイスをくれる。 そのほかの社員との交流の回数も多く合計で20人ほどと接点を作れる。

⑥会社/社員の印象

外資系のトップファームに比べて華やかさこそはないものの抱えている企業や案件はそのほかの外資ファーム同様魅力的な案件が多いように感じた。社員のみなさんは当然フィードバックが適格な印象。

⑦待遇

4万円

⑧評価ポイント

個人ワークであるため、メンターのフィードバックの活用が非常に重要。 他のコンサルのジョブは基本的にチームで行うため、色々な視点や論点が出てくるが個人の場合は行き詰ったり、誤った箇所に時間を使ってしまっていることに気づきにくい状況にある。そうした中で社員のコメントを確実に反映できるかによって合否に大きく差が出る。 「現状に対するFB」のみならず、「どのように進めたらよいか」などの進め方の観点も積極的に質問することが重要だ。実際にコンサルタントとなったときに戦力になるかどうかを見極めるといった意味では実務に近い形式でのインターンである。

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