【選考フロー/時期】
ES→Webテスト+筆記テスト→ケース面接(3回)→インターン/6-8月
【ES】
①質問項目
・あなたが目標として思い描く5年後の御自身の姿、及びそれを実現する過程で、戦略コンサルティングに興味を持ち志望した理由を教えてください。(200文字) ・あなたがご自身の強みを生かして問題を解決し、成果を出された経験を説明してください。(200文字)
②結果連絡(何日後/手段)
2-3日後メールで
③評価ポイント
字数が少ないので完結にわかりやすく。そのためにはそれぞれ文章を二つに分けて接続の論理を意識すること。 一つ目の設問は5年後の姿とコンサルに志望理由に分け、二つの因果関係を明確に。 一つ目の設問は強みと問題解決のエピソードに分け、二つの因果関係を明確に。
【Webテスト】
①形式
Webテスト(筆記試験と同時に受験)
②内容
PLI(計算問題や論理問題)
③時間
12分で50問
④難易度
設問内容自体の難易度は高くはないが、時間が非常に少ない
⑤結果連絡(何日後/手段)
一週間後メールで
【筆記試験】
①形式
筆記試験(Webテストと同時に受験)
②内容
オリジナルテスト 第一部はGMATのCritical Reasoningの日本語版問題 第二部は命題の証明(必要条件、十分条件) 第三部は包含関係
③時間
60分
④難易度
各設問の難易度は決して高くはない。 ただ時間が余るほどの余裕があるわけではないが、精度が非常に求められる。 正答率は8割から9割が合格の目安と言われており、コンサルの中でも筆記試験の難易度は高い。
⑤結果連絡(何日後/手段)
一週間後メールで
【面接】
①社員の数
1名
②学生の数
1名
③時間
30分/回
④面接の進め方
ケース面接を複数回実施する。 東京会場は17卒より基本的に面接は3回行う。関西会場は一回目の面接の後に電話がかかった場合に二回目の面接に臨む。
⑤質問内容
一回目の面接はフェルミ推定の市場規模の概算問題が多く、それ以降は企業の売上向上施策の問題が多い。 フェルミ推定:ペットフード、お菓子、ビール ケース問題:家電量販店の売上向上施策、清涼飲料水の市場問題、お菓子の売上向上
⑥雰囲気
圧迫感はない。またケースに対するコメントももらうことが可能。
⑦結果連絡(何日後/手段)
3-4日後にメールで
⑧評価ポイント
フェルミ推定は慣れの部分もあるため、確実に解けるようにする。 それ以降のケースは必ずしもトップダウンの分解思考のみが求められるものではないので柔軟に対応する必要がある。 与えられたケースの市場や顧客、競合を考え、何が事業成功のカギかを常に検討すること。そしてその仮説がずれている可能性は十分にあるため、面接官の提示するファクトや質問を元に適宜軌道修正を行う必要がある。
【インターン】
①期間
3日間
②学生の数/所属
18名/東大、京大、早慶
③テーマ
ファミリーマートの利益最大化の施策
④課題の進め方
6人/チームで行う。 最初にベインの説明とケースの進め方を受けて課題を行い、最終日にマネージャー2名に対して発表。 途中社員の方による講演も挟まれるため、会社については知ることができる。
⑤社員のかかわり方
メンターの方が積極的に関わってくださる。ただ明確なアドバイスまで出ることは少なく、論点を提示する場合が多い。 他の社員の方とも食事や講演の中でお話する機会は多くある。
⑥会社/社員の印象
コンサルのトップ3企業でもあるため、社員の方が優秀なので言うまでもない。その中でも採用人数が決して多いほうではないため、少数精鋭がそろっている。会社としてワークライフバランスを重視しており、仕事にも遊びにも本気である。また「サークルみたい」という社員さんの言葉のように、人数が決して多くないからか、風通しが良くて社員同士仲がいい。
⑦待遇
交通費・宿泊費支給
⑧評価ポイント
5人チームと非常に人数が多いため、進めにくい側面は多々ある。 しかし、夏の時点では多くの学生が簡単なケース程度の対策しか行った経験がないため、業界分析の手法や競合の分析方法を知らないことが多い。とくに調査結果のデータから示唆を出して業界構造の把握を行うことは経験が無いと難しいため、一度業界分析をすることをおすすめする。 人数の都合上、作業は分担されてしまうため、共有された情報から素早く的確なSo Whatをすることで有利になる。