【選考フロー/時期】
ES+Webテスト→GD→インターン/6-8月
【ES】
①質問項目
・当社のOne-dayインターンシップに参加したいと思った理由を教えてください(100-400字)
(例1)あなたが考える現在の日本の産業における課題とそれに対して日本政府として実施すべき施策を提案してください(500-800字)
(例2)2013年に日本では初めて年間訪日外国人数が1,000万人を突破しましたが、政府は2020年に向けてその数を2,000万人に倍増する目標を掲げています。 この目標を達成する上で、政府・民間を問わず、どのような施策が必要となるか、考えてください。 なお、施策案は1つのみとし、その施策がどの程度の訪日外国人数の増加に繋がるのかの概算も併せておこなってください。(100~1000文字)
②結果連絡(何日後/手段)
Webテストと同時に一週間以内にメールで
③評価ポイント
ローランドベルガーはESでの通過率が比較的他の外資系コンサルに比べて高いと言われているため、論理性にはとくに注意が必要。 設問2はローランドベルガーはクールジャパンの施策も行っているため、現状ローランドベルガーがどういった課題を解決したいと考えているか、日本政府で近年行われている民間向けの政策や支援金などはリサーチすると良い。
【Webテスト】
①形式
Webテスト
②内容
TGWeb形式
③時間
60分
④難易度
難易度はSPIよりも難易度が高い。一方で在学中に一度しかTGWebの受験はできないため、事前に一度TGWeb形式のテストがどういった内容が出題されるかは予習した方が良い。
⑤結果連絡(何日後/手段)
ESと同時に一週間以内にメールで
【GD】
①テーマ
例1.日本のレンタカー店舗の売上を上げる施策 最初に資料の読み込みを行った後に実施。
例2.ヤクルトの売上を5年で1.5倍にせよ。
最初に資料の読み込みを行った後に実施。
②所要時間
30分
③社員(人数/役職)
2名
④学生の数
6-8名
⑤結果連絡(何日後/手段)
二日後にメールで
⑥評価ポイント
例1の問題に関しては売上の因数分解にこだわりすぎるのではなく、全体の市場の動向が重要。 分解を簡単に行った後に、現在の市場の推移の仮説と、ユーザー層の仮説を立てることが求められる。エアビーなどのシェアリングサービスの台頭により市場としては追い風、企業によってはシェアを奪われているというのが実態なのでそこにうまく乗る方向の検討をすると結論に近づく。
例2の問題に関しては売上の因数分解にこだわりすぎるのではなく、顧客の選定が重要。 分解を簡単に行った後に、現在の顕在ユーザーと潜在ユーザーを分けることでどこに注力すべきかが見えてくる。
【インターン】
①期間
一日
②学生の数/所属
東大が7割、京大が2割
③テーマ
(例1)訪日外国人を2000万人にする国家としての施策
(例2)任天堂の売上拡大施策
④課題の進め方
課題発表の後にチームでディスカッションを行う
⑤社員のかかわり方
各チームにメンターが入るものの、基本的にはアドバイスはなく選考を行うためにいる。30分間質問の時間が設けられる。 ランチの時間とインターン終了後にのみ社員の方との交流がある。
⑥待遇
交通費支給
⑦評価ポイント
本インターンの中の優秀さが次のステップとして別インターンへの参加がある。 一日という短い時間なので、例1のテーマに関する初期のリサーチについては経産省の発表している外国人に関するデータの収集で十分である。それ以降は国別かコンテンツ別でもっとも影響力の強いレバーを押さえて施策の検討を行う。重要な点は政府の施策となるため、巻き込むプレイヤーについても言及することが求められる。
例2のテーマに関する初期のリサーチについては任天堂の現在の売上推移と事業展開している業界の市場規模の推移を見ることで十分である。その中で今後任天堂がさらに拡大の余地のある市場の選別を行い、既存の戦略も見ながら最終的な施策に落としていくことが求められる。 社員がべた張りで横についているので、メンターが基本的には次フローに進めるかの判断を行う。